今日はウチの学校に来ていた教育実習生の最後の一日。

私のクラスの実習生は、男の人で日本史担当。そして、隣のクラスには妹がいるんです。その妹と私はお友達。

なんか複雑ですよね〜、お兄ちゃんが先生だなんて。

で、今日で最後ということでクラスのみんなで色紙を書いたんですよ。
「OOO先生、ありがとう」って。

そして予定では7限のLHRに渡すはずだったのですが、全員書き終えてなくて放課後になってしまったんです。

ようやく色紙が完成して、3、4人しか残っていない教室で代表で私が渡したんです。
そしたらもの凄く喜んでくださって、少しウルウルしていたんです。「さっきまで堪えてたんだけど」って・・

なんだか私も感動してしまって、目頭が熱くなりました。

友達は一緒に写真を撮っていたのですが、私はなんか嫌なんですよね〜「写真」っていうものが。
(だから、プリも撮らないんですよ。みんなに不思議がられますが・・・)
やっぱり「思い出」になるじゃないですか。時々その写真を見て「懐かしいね〜」「楽しかったね〜」って。

それがなんか「寂しい」んです。そういう過去の振り返り方が。

うまく言えないけど、自分の中に残っている記憶だけでいいんですよね。

記憶だけだから、だんだんあやふやになっていきます。でも、それでもいいんですよ。

いつまでも鮮やかなものにしておきたいから、素敵な瞬間・大切な瞬間が「四角い紙」になってほしくないから・・・

なんでも「形」になっていないと、広がっていくじゃないですか、「想像」や「思い」が。

だからだと思うんです。

その先生は「一緒に撮ろうよ」って言ってくれたけど、「思い出になるのが嫌だから」って言って断りました。

三週間という短い間だったけど、すっごく楽しかった。

その思いはずぅ〜っと忘れません。

たくさんの記憶は少しずつ変化してしまうでしょう。

でもその分、「思い」は大きくなっていつまでも鮮やかに自分の中に残っていると思います。

先生、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

また文化祭にでも遊びに来てください。

バイバイ・・・

コメント

イーダ
イーダ
2006年6月11日21:11

うわー、なんかわかるなー。
写真が好きでない。というの。
形になっていないほうが、想像や思いが広がっていく。
いいですね。

わたしも、旅行とかいっても、基本は写真とかとるの嫌なほうなんです。
写真撮るほうに、気をとられて、
せっかくの本物が目の前にあるのに、
写真とっただけで、満足してるんでは、本末転倒だよな。と。
自分の目に焼き付けたいほうです。
頼まれちゃうので、撮ってきますけど。
撮る前にじっくり見たいほう、です。
記念写真とは、ちょっと話がずれちゃいましたね。

早
2006年6月12日17:26

イーダさん、コメントありがとうございます。
良かったです、理解してくださる方がいて。

「写真とっただけで、満足」あ〜〜そうですね〜。(納得)

「目に焼き付ける」ということを大切にしていきたいですね。
早

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